・ JARPNとは? ・ 目的 ・ 調査海域・標本実数・総探索距離・使用船舶 ・ 科学的貢献 ・ 成果 ・ 資料
JARPNとは?
日本周辺水域におけるミンククジラの捕獲枠設定に関する議論において、反捕鯨国は捕獲枠設定を困難にするために、北西太平洋ミンククジラには多くの系群(同じ種の中で類似の遺伝子を共有した繁殖グループ)が存在すると主張していました。 日本はこの主張を覆すためにJARPNを開始しました。
目的
北西太平洋ミンククジラの系群解明に必要な情報等を収集
調査海域と捕獲頭数
計画標本数は、ミンククジラ100頭を上限とする
年度 | 調査海域 | 標本実数 | 総探索距離 | 使用船舶 |
1994 | 北西太平洋 | 21 | 6,980.1マイル | 日新丸、第25利丸、第18利丸 |
1995 | 北西太平洋 | 100 | 11,843.9マイル | 日新丸、第1京丸、第25利丸、第18利丸 |
1996 | 北西太平洋 | 77 | 12,088.0マイル | 日新丸、第1京丸、第25利丸、第18利丸 |
1997 | 北西太平洋 | 100 | 15,063.1マイル | 日新丸、第1京丸、第25利丸、第18利丸 |
1998 | 北西太平洋 | 100 | 7,707.0マイル | 日新丸、第1京丸、第25利丸、第18利丸 |
1999 | 北西太平洋 | 100 | 4,459.0マイル | 日新丸、勇新丸、第1京丸、第25利丸 |
資料
・調査計画
・写真
・「安定同位体比を用いた北西北太平洋ミンククジラの生態研究」坂東武治著. 鯨研通信411号. 2001/9.
・「春から初夏にかけた7E及び8海区におけるミンククジラの分布(1998年北西北太平洋ミンククジラ捕獲調査概要)」銭谷亮子著. 鯨研通信404号. 1999/12.
・「北西北太平洋におけるミンククジラの食性について」田村力著. 鯨研通信400号. 1998/12.
・「1997年度北西北太平洋鯨類捕獲調査航海記」石川創著. 鯨研通信399号. 1998/9.
・「1996年北西太平洋ミンククジラ捕獲調査とこれまでの調査結果について」藤瀬良弘著. 鯨研通信395号. 1997/9.
・「1995年に実施した第2回北西太平洋ミンククジラ捕獲調査の航海報告」藤瀬良弘著. 鯨研通信390号. 1996/6.
・「北太平洋におけるミンククジラ捕獲調査」藤瀬良弘著. 鯨研通信385号. 1995/3.