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米国第九巡回裁判所がシー・シェパード(SSCS)に対し法廷侮辱の裁定を下す


共同プレスリリース
2014年12月22日
一般財団法人日本鯨類研究所
共同船舶株式会社

ポール・ワトソンおよびSSCSが米国第九巡回裁判所の妨害差止仮処分命令に反し、2012-2013年に南極海捕獲調査で妨害活動を行った件で、(一財)日本鯨類研究所と共同船舶(株)は2013年2月11日に同裁判所に法廷侮辱の申立てを行っていました。

同裁判所は現地時間2014年12月19日(金)、彼らに法廷侮辱罪を課すことを決定し、以下の裁定を発出しました。

ポール・ワトソン、SSCS、およびSSCS理事6名(ラニ・ブレイザー、マーニー・ゲーテ、ボブ・タルボット、ロバート・ウィットナー、ベン・ザッカーマン、ピーター・ライマン)は法廷侮辱にあたるとし、以下の支払いを被告らに命じました。

(1)法廷侮辱に係る原告の弁護士費用及び経費

(2)被告の反抗的な行動により生じた原告の任務遂行にかかわる実質的な損失費用(燃油及び人件費など)。

なお、弁護士費用・経費及び損失費用に関する算定については、今回任命された特別裁判官補佐官(コミッショナー)が今後精査し、勧告を含む報告書を発出することが決定しました。

シー・シェパードの妨害行為は、調査船団及び乗組員の生命・財産を脅かす危険な行為であり、一般財団法人日本鯨類研究所及び共同船舶株式会社は、今回の米国第九巡回裁判所の判断を歓迎します。

第九巡回裁判所裁定:http://cdn.ca9.uscourts.gov/datastore/general/2014/12/19/12-35266%2012-19%20Opinion.pdf


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