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反捕鯨団体シーシェパードによる妨害活動 (第10報)


プレスリリース
平成24年3月6日

3月5日19時30分頃(日本時間)、1日の調査活動を終えて移動中の第二期南極海鯨類捕獲調査(JARPAII)船団は、反捕鯨団体シーシェパード(SS)所属の妨害船ボブ・バーカー号(BB号)に遭遇した。

速度の遅い調査母船日新丸(NM)は、安全のためただちに回避行動に入り、この間にJARPAII船団所属の第二勇新丸(YS2)および第三勇新丸(YS3)が、BB号によるNMへの妨害活動を思いとどまらせるために、音声による警告と共に船尾から接近警告用のブイを曳航してBB号の行動を牽制した。

BB号は20時05分頃からYS2およびYS3に対し、信号弾を40発以上発射したほか、強力なレーザーを約50分間にわたり照射したが、YS2およびYS3の乗組員および船体に被害はなかった。

23時45分頃、NMはBB号から安全な距離まで回避し、YS2およびYS3はBB号の監視を続けている。

日本が実施しているJARPAIIは、国際捕鯨取締条約に基づく合法的な調査活動である。 SSの暴力的な妨害行為は、調査捕鯨に従事する我が国の船舶および乗組員の生命・財産を脅かすものであり、決して許されない。当研究所は、暴力に屈することなくJARPAIIを遂行する予定である。

以上


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