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反捕鯨団体シーシェパードによる妨害活動 (第3報)


プレスリリース
平成24年1月11日

1月11日午後4時50分頃から5時50分頃(日本時間)までの間、第二期南極海鯨類捕獲調査(JARPAII)船団に属する第二勇新丸(YS2)は、反捕鯨団体シーシェパード(SS)所属の妨害船スティーブ・アーウィン号(SI号)による妨害を受けた。

午後4時50分頃、SI号から降ろされたゴムボート2隻に乗ったSS活動家がYS2に接近し、ボートからYS2のプロペラや舵を狙ってロープを船首直前に2回投入した。また、ボートから酪酸及び塗料の入った瓶を併せて20本以上を投擲し、船内に7本が着弾した。

YS2はこれに対し、ボートを回避しつつ無用の接近・妨害活動を思いとどまらせるために放水を行った。

YS2乗組員に怪我人は無く、船体の損傷は現在まで確認されていない。

SI号は、本日午前中にもSI号を監視追航していた水産庁監視船第二昭南丸に対し、舷側にワイヤーを固定するなどの妨害行為を行っている。

日本が実施しているJARPAIIは、国際捕鯨取締条約に基づく合法的な調査活動である。シーシェパードが行っている妨害活動は、調査捕鯨に従事する我が国の船舶および乗組員の生命・財産を脅かすものであり、このような危険極まりのない行為は到底許されない。当研究所は、SI 号の旗国であるオランダおよび関係国に対して、利用可能なあらゆる手段を講じてSS の暴力行為の抑止を図り、その犯罪行為に対して厳正に対処することを強く求める。

以上


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