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反捕鯨団体シーシェパードによる妨害活動 (第19報)


プレスリリース
平成22年2月17日
財団法人日本鯨類研究所

日本時間2月17日午後4時頃から約1時間に渡り、第二期南極海鯨類捕獲調査(JARPAII)船団所属の調査母船日新丸(NM)は、 追航する反捕鯨団体シーシェパード (SS)所属船スティーブ・アーウィン(SI)号から攻撃を受けた。 現在もSI号は依然としてNMを追航し妨害活動を行っている。SI号は日本時間の本日午前8時頃から正午頃にかけてNMに対する攻撃を行っており、今回の攻撃は本日2度目。

NMからの報告によれば、SI号を発進したゴムボート上の活動家らが、ランチャーを用いて酪酸や塗料の入った物体をNMに対して撃ち込んできた。 そのうちのいくつかがNM船上に着弾したので、塗料による船体の汚損と酪酸の悪臭が生じているものの、NMの乗員及び船体にその他の被害は出ていない。

NMは妨害船に対して無謀な接近や妨害活動を思いとどまらせるために警告音声放送及び放水を行った。

これまでSI号とともに妨害活動を行っていたボブ・バーカー(BB)号(船籍国トーゴ)は16日夜以降、現在までのところ、その位置・動勢が不明。

当研究所は、SSがIWC加盟国の一致した非難と自制の要求を無視して、調査船と乗組員の安全を脅かす危険な暴力行為を繰り返すことを強く非難するとともに、 ただちにこのような行為を止めるよう要請する。 また妨害船の船籍国であるオランダをはじめとする関係国に対しては、取り得るあらゆる手段を講じ、SSの暴力行為の抑止を図り、その犯罪行為に対しては厳正に対処することを強く要望する。


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