平成14年山口県長門市で開催した第1回日本伝統捕鯨地域サミット、一昨年長崎県生月町で開催した第2回サミット及び昨年高知県室戸市で開催した第3回サミットに引き続き、今年5月15日山口県下関市におきまして第4回サミットを開催することとしています。
このサミットは、日本国内の各地域に残っている、捕鯨、鯨体の利用加工技術、食文化、宗教行事等に関連した歴史、遺跡、遺物などの記録を掘り起こし、将来にわたって人間と鯨との適切な関わりのあり方について認識を深めることにより、捕鯨について、広く国民の関心を高め、現在一時停止されている捕鯨再開運動の一層の推進を図るために開催されるものです。
このため、サミットにおいては、毎回研究発表及びパネルディスカッションの成果を宣言としてとりまとめ、古来日本人が鯨と深い繋がりを有していることを広く日本国内のみならず、国際捕鯨委員会年次会議等海外においてもアピールすることにしています。
現在、下関サミット開催に向けて、サミット、前夜祭及び捕鯨史ツアーなど諸準備を取り進めておりますが、この一環として、このたび告知用のチラシの見本が完成いたしましたのでお知らせいたします。
下記のホームページから、これまでに行われた室戸サミット、生月サミット及び長門サミットの関連情報が入手できます。