当研究所では、水産庁より委託を受けて国内の一般市場小売店から鯨製品を購入し(毎年約300検体)、それら鯨製品からの鯨種判別を行っています。
登録済みのDNA情報と照合することにより、
・鯨肉トレーサビリティーの確保
・鯨肉の流通経路把握
・違法捕獲及び適正表示の監視
を行って、鯨肉の適切な流通管理に貢献しています。
・「日本国内における鯨製品の流通の実態について―捕獲統計と市場調査から−」 藤瀬良弘・後藤睦夫著. 鯨研通信415号. 2002/9.