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反捕鯨団体シーシェパードによる2010/2011JARPAII調査船団への妨害活動


日付 時間 概要
2011年1月1日 午前8時頃〜同9時15分頃
妨害船スティーブ・アーウィン号及びボブ・バーカー号が第三勇新丸を妨害。
両船から発進したゴムボート上の活動家が第三勇新丸に接近、調査船のプロペラや舵を狙うため進路上にロープ投入を行うとともに船体に向けてビンの投てきを行った。

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写真(1) ゴムボートで異常接近し、調査船第三勇新丸のスクリューを破壊・使用不能にしようとロープを流そうとするSS活動家。
標的の船舶は航行能力を失い、最悪の場合沈没することもあると豪州の専門家も指摘する危険な行為。(2011年1月1日)

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写真(2) ゴムボートで異常接近し、調査船第三勇新丸に対しビンを投げ込もうとするSS活動家(2011年1月1日)

1月5日 午後5時頃〜同6時42分頃
妨害船ゴジラ号上の活動家らが第二勇新丸に対してランチャーや素手でビン(内容不明)や着色弾の投てきを行ったほか、調査船のプロペラを狙うため進路上にワイヤー・ロープを投入した。
付近にいた別の妨害船スティーブ・アーウィン号からヘリコプターが飛び立ち、ゴジラ号による妨害活動の様子を撮影。

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写真(3) 調査船第二勇新丸のスクリュー・舵を破壊・使用不能にしようとワイヤー・ロープを流すSS妨害高速船。
この後、第二勇新丸の進路を直前で横切る。(2011年1月5日)

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写真(4) 妨害高速船上で高圧ランチャーを構えるSS活動家。第二勇新丸に対しビンなどを高速で発射した。(2011年1月5日)

1月6日 午後0時45分頃〜同3時30分頃
スティーブ・アーウィン号がゴムボートを送り出し、活動家らが第二勇新丸に対し素手で酪酸瓶の投てきを行ったほか、調査船のプロペラや舵を狙うため進路上にワイヤー・ロープを投入した。

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写真(5) 妨害船スティーブ・アーウィン号の活動家が調査船第二勇新丸に対し酪酸の入った瓶を投げ込む。
カメラマンがそれを撮影。(2011年1月6日)

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写真(6) 妨害船スティーブ・アーウィン号の活動家が調査船第二勇新丸に対し酪酸の入った瓶を投げ込む。
カメラマンがそれを撮影。(2011年1月6日)

1月9日 午後6時頃〜同6時40分頃
ボブ・バーカー号から発進したゴムボート2艇が第二勇新丸へ急速接近。ゴムボートに乗船していた活動家が第二勇新丸に対して少なくとも二本の発光弾と一本の発煙筒を投てき。発光弾1本が砲台、他の2本が左舷部のネットに着弾。さらに、第二勇新丸左舷上甲板ハンドレール(防護ネットが設置されている部分)にロープ付きフックを掛けた。また、ゴムボートは第二勇新丸のプロペラと舵を狙ったと考えられるロープを複数回投入した。

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写真(7) 妨害船ボブ・バーカー号の活動家が投てきした発煙筒が第二勇新丸の左舷部防護ネットに着弾。(2011年1月9日)
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写真(8) 妨害船ボブ・バーカー号の活動家が発光弾で第二勇新丸を攻撃。
発光弾は一説には2,000℃もの炎を発すると言われ、船舶火災のおそれがあり極めて危険。(2011年1月9日)

1月30日 午前6時30分頃〜7時50分頃

ボブ・バーカー号から発進したゴムボート2艇が第三勇新丸に急接近。ゴムボート上の活動家が第三勇新丸に対して多数の物体を投てき。発煙筒2本が甲板、1本が防護ネットに着弾。塗料弾1本が右舷船首に着弾。ゴムボートが調査船進路上にロープを投入も被害はなし。

2月3日 午後8時50分頃〜同9時30分頃

ボブ・バーカー号から発進したゴムボート1艇が第三勇新丸へ急接近。異常接近を繰り返しながら10本以上の酪酸瓶を投てき。そのうち一本の酪酸瓶が船首甲板に当たり、酪酸臭が確認された。
ゴジラ号は第三勇新丸の航路を妨害する形で30〜40メートルまで繰り返し接近。

2月4日 午前7時10分頃〜午後0時20分頃
ランチャーによる着色弾多数、ゴムパチンコによる酪酸瓶多数の投てきがあった。多数の着色弾、酪酸瓶が第三勇新丸着弾。
ボブ・バーカー号とゴジラ号が調査船進路上にロープ投入。9時10分頃、第三勇新丸のプロペラにロープがからまり、航行速度が低下。
第三勇新丸は9時28分、救難信号(メーデー)を発信。

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写真(9) 第三勇新丸に対し緑色のレーザー光線を照射するゴジラ号の活動家。(2011年2月4日)
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写真(10) ボブ・バーカー号およびゴジラ号の攻撃を受けた後の第三勇新丸ブリッジ。
エアガンによる着色弾連射を受けた。(2011年2月4日)

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写真(11) 第三勇新丸のプルペラと舵を狙いロープを流そうとするボブ・バーカー号の活動家。(2011年2月4日)
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写真(12) 第三勇新丸に対し高圧ランチャーを発射するゴジラ号の活動家。(2011年2月4日)

2月9日 午後6時10分頃〜同8時30分頃
ゴジラ号がロープの曳航を開始。ゴジラ号はロープを曳航したまま日新丸に異常接近し、船首付近を横切る。
ゴジラ号はさらに、異常接近による進路妨害、大型パチンコによる酪酸瓶の投てき、レーザー光線の照射、発煙筒及び発光弾の投てき、落下傘信号弾(炎を発しながら落下してくる)の発射によって日新丸を攻撃。

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写真(13) ゴジラ号から発射された落下傘信号弾が調査母船日新丸の船首甲板上で炎を上げて燃える。(2011年2月9日)
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写真(14) ゴジラ号から発射された落下傘信号弾が調査母船日新丸の船首甲板上で炎を上げて燃える。(2011年2月9日)

2月11日 午後7時40分頃〜同7時50分頃

日新丸に対してゴジラ号からレーザー光線の照射。日新丸をゴジラ号とボブ・バーカー号が追航。


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