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反捕鯨団体シーシェパードによる妨害活動 (第9報)


プレスリリース
平成22年2月6日
財団法人日本鯨類研究所

反捕鯨団体シーシェパード所属船ボブ・バーカー(BB)号(トーゴ船籍)は、日本時間2月6日13時10分、 第二期南極海鯨類捕獲調査(JARPAII)船団の第三勇新丸(YS3)に酪酸瓶を投擲しようとして急接近し、これを避けようとしたYS3の船尾に接触した。

日新丸からの報告によれば、2月6日未明に日新丸付近に現れたBB号は、同日正午頃まで日新丸の船尾数10mまで異常接近して、高出力の緑色レーザーの照射を繰り返していた。 調査船団側は、速力で優るYS3と他の船でBB号を牽制し、日新丸とBB号との間に安全な距離を確保しようとしたところ、BB号は調査船団のYS3の左舷に急接近して酪酸瓶など多数を投擲した。 YS3は衝突を避けるために右に舵を切ったが、BB号の右舷がYS3の左舷船尾に接触した。YS3の被害はハンドレール及び外板が曲損した軽微なもので、BB号側の損傷程度は不明。

BB号はYS3と接触後も、大型の投擲器(スリングショット)を持ち出して調査船団所属の第二昭南丸(SM2)に対して多数の酪酸瓶を投擲した。 酪酸瓶の大半は海没したが、このうち少なくとも10発程度がSM2甲板に着弾した模様である。これまでのところ、調査船団各船の乗員に被害は出ていない。


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