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JARPA/JARPAIIからどんな結果が得られている? 南極海鯨類捕獲調査(JARPA)は特別許可の元で、1987/88年から2004/05年まで南半球における夏の時期に行われた調査です。このJARPAは次の4つの主な目的がありました: a)南半球産ミンククジラの資源管理を改善するための生物特性値の推定、b)南極海海洋生態系における鯨類の役割の解明、c)鯨類に及ぼす環境変動の影響の解明、およびd)南半球産ミンククジラ資源管理を改善するための系群構造の解明。 JARPAの成果により、我々は鯨類の資源状態や鯨類生物学に関して歴史上もっとも豊かな知見を持ち得ることとなり、このような知見は年々蓄積され、増加しています。 1997年には、IWC科学委員会によりJARPA中間レビューが行われ、2006年12月に開催された最新のJARPAレビューでは、 加えて、「JARPAの成果が南半球におけるミンククジラの管理を改善させる可能性がある」と結論づけています。 このJARPAの調査成果にもとづき、日本は2005年に新規拡大調査であるJARPAIIを開始しました。 JARPAIIは2005/06年から2006/07年までの南半球における夏の時期に実施された二つの予備調査によってはじまりました。 最初の本格調査は2007/08年の夏期から行われています。JARPAIIの目的は次の通りです:a)南極海生態系モニタリング(鯨類資源量の動向および生物特性値、オキアミ資源量および鯨類の摂餌生態、鯨類に及ぼす汚染物質の影響、鯨類の生息環境)、b)鯨類種間競合モデル構築および将来における管理目標(鯨類種間での競合関係をモデル化するほか、鯨類生態系の回復を含む資源管理の新規目標の特定)、c)資源構造の時間的・空間的変化の解明、およびd)クロミンククジラの資源管理方式の改善。 公表された科学論文 JARPA/JARPAIIの調査成果からの科学的貢献はIWC科学委員会会合に提出された科学論文や査読のある科学雑誌への投稿論文や学会などへの口頭発表といった形で公表されています。 また、JARPA/JARPAII調査で得られた標本やデーターは学士論文、修士論文、博士論文のほか専門書に掲載される論文や当研究所発行の鯨研通信および資源管理談話会報にも利用されています。
![]() 査読のある学術雑誌で公表された論文(緑)および学会口頭発表(黄)の件数を示す。 二つのピークは1997年および2006年に行われたIWC科学委員会のJARPAレビューと一致する。
調査のデータセットを見る。 日本鯨類研究所のデータアクセス プロトコルを読む。 データアクセス プロトコルはIWCのウェッブサイトから閲覧できます。 | |||||
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